中高年のうつ

うつ病について
うつ病も認知症のリスクが高くなる病気だとのことです。
特に中高年になってから罹患するうつ病。
その要因には中高年期独特の背景があります。
中年期は、仕事や家庭において、それまで積み上げてきた経験をもとにさまざまな責任を果たす人生でもっとも充実した時期です。会社員であれば、昇進や栄転ばかりでなく、転職や失職もあるでしょう。家庭生活においては、老親の介護や親近者との別れ、こどもの独立などに直面します。また健康面での不安も増す時期です。これら自分の人生を改めて問い直すような重大な出来事が数多く訪れる時期で、心身に大きな負担がかかり、うつ病におちいりやすい年代でもあります。
50~65歳くらいの初老期は、さまざまな喪失体験が訪れます。また身体疾病にかかることも多く、うつ病を発症しやすい年代といえるでしょう。
初老期うつ病では、うつ病に加えて強い不安感やあせりが生じ、そわそわと落ち着き無く動き回る点が特徴です。
「重い病気にかかった」、「取り返しのつかない罪をおかした」といった妄想を抱いたり、自分を責めるケースも多くみられます。
明日からは、もう会社に通う必要がない・・・。長年の責務から開放され、ほっとできる人ばかりではありません。働くことが生きがいだったタイプの人は大きな喪失感に襲われる人もいます。
家庭を省みず半生の大半を会社で費やした人には、家庭に落ち着く場所はなく、時間をもてあましてしまいます。また肩書きもなくなり家族からも孤立すると生きがいを見失い、うつ病におちいりやすくなります。

とにかく、うつ病は苦しい

うつ病は重篤化すると生命力がほぼゼロになって閉じこもりがちになり何もできなくなります。
そして活動しなくなると脳はボケていきます。
うつ状態の時は記憶力の低下が顕著にあるものですが、それに加えやはり薬が脳を劣化させ、可逆性のある記憶力低下も、向精神薬の脳への影響でいずれ戻らなくなると。
私を軽度認知症と診断された脳神経外科の先生がおっしゃったことなのです。
うつ病の場合、しんどい時は本当に何もできません。
休養できるように環境調整したら、あとはひたすら休養するしかありません。
しかし、うつ病は治る可能性の高い病気だと言われています。
主治医の先生とよく相談の上で、次第に減薬、断薬していければ、それは認知症のリスクを下げるためには望ましいことだと言えるでしょう。

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