MCIの検査、そして診断

私の母はアルツハイマー型認知症なのですが、その母を見ていてつくづく、認知症とはとても悲しい病気だと思っています。だから・・・
認知症にだけは絶対になりたくない・・・
と、いつも思っていただけに、MCIの診断には本当にショックで言葉も出ないほどでした。
異変に気がついたのは9ヶ月前のある日のこと、自分が記憶障害を起こしていることに気がついたのです。
記憶障害
知人と電話で話しをして受話器を置いたら、会話の内容をまるで覚えていない・・
曜日も日付も覚えられない・・・
なんだか怖かったので、ICレコーダーを買いました。覚えられないのですから、全て記録に残そうと思ったのです。
ICレコーダーのおかげで気づいたことが山ほどありました。
ほとんどと言って良いくらい、誰かとの会話の内容を覚えていないのです。
話の内容の理解すらできず、頭がフリーズして自分の言葉さえ頭が真っ白で何も出て来ません。
頭の回転も、もう動いていないと言っても過言ではないほど回らず、理解力、記憶力、思考力の著しい低下がありました。
何より思考の言葉さえ出てこないのです。
そして日常生活の中で、置き忘れ、しまい忘れ、大事な予定をすっかり忘れるなどの、いわゆる物忘れの症状が顕著に現れだしたのです。
とにかく忘れてしまうことや覚えようとしても覚えられないことがありすぎて、ある日ついに友人から「あなた認知症なんじゃない?」と言葉を選ばずはっきり言われました。

MCIの検査
これにはさすがにショックで認知症専門医でもある主治医の先生に相談すると、長谷川式の認知症検査をされました。
結果は30点満点中30点、なぜか満点です。
認知症ではないとのことでしたが、念のためにと頭部MRI検査を受けることに。
しかしなんと・・・検査の時に、検査着の着方が理解できず愕然としました。
MRI検査の結果は異常なし。
長谷川式の検査も満点だから認知症の心配はないと脳神経外科の先生はおっしゃるのですが、検査着の着方がわからず一人で着れなかったことなどを訴えたら、SPECT検査を受けることに。
SPECT検査は、3割負担で約3万円の高額な検査ですが、その金額を高いと感じる心の余裕はすでにありませんでした。
先生から告げられた検査結果は・・・
「後部帯状回の血流が悪いですね。」
後部帯状回とはアルツハイマー型認知症初期から悪くなっていく部分なのだそうで、これはMRI検査ではわからないそうです。
でも今はまだ薬を服用する段階ではないとのことでした。
そして、アルツハイマー型認知症は遺伝することが多いとも・・・
「一応記憶力の検査をしましょう。」
長谷川式とは違う内容の検査でした。
ひどい結果であることが自分でよくわかりました。
そして先生はおもむろに
「軽度認知機能障害です。」
先生の言葉は続きました。
「同居のご家族はおられますか?ご飯を食べたこと自体を覚えてなかったり出て行ったまま帰ってこないだとかそういった症状が現れたらまた受診してください。お薬の治療を開始しましょう。」
つまりそれは、完全な認知症になってからまた受診しなさいということ?
今の段階で何とかして、認知症へ進行することをとめられないの?
私はこのままなすすべもなく、母のように認知症になっていくの?
諦めてそのまま認知症になっていくのを、手をこまねいていられなくて、とりあえず
MCIを詳しく知るため、かなりの冊数の書籍をamazonで購入しました。
次の記事からは、自分の経過、そして本から得た情報とそれをもとに実践した内容についてお伝えしていきます。

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